筋力増加には?

たんぱく質+運動で筋力増加 アミノ酸摂取だけは不十分

 

冷えに対する漢方的考え方

インフルエンザも少し落ち着いてきました。

まだまだ寒い日が続きますから注意は必要です。

この時期しもやけも出ますが、冷えについて考えてみたいと思います。

もちろん膠原病や貧血、甲状腺機能低下症があればこちらの治療は優先しないといけません。

検査しても冷えの原因のないかたもたくさんいらっしゃいます。

筋肉の少ない女性や、体温の低い女性によく見かけられます。

運動不足や甘いもの、果物のとりすぎも冷えの原因となりますので気を付けないといけません。

漢方では一般的に当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)をよく用います。

温めるめる生薬がたくさん含まれていますので、よく効きます。

ただこれで効かない人は自律神経に乱れがある人が多い印象を受けます。

漢方でいう気の乱れです。

気の乱れにより末梢血管がうまく拡張できずに、収縮していることが原因となっています。

ですから気の乱れを整えてあげると収縮した血管が開いて血流が良くなり、冷えも改善することが多いようです。

気の乱れは万病の元です。

気・血・水を整えるこが大切ですね。

インフルエンザ

インフル薬ゾフルーザの耐性ウイルス、患者から検出

 

インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」

風邪の治療に対する考え方

そろそろ風邪の季節がやってきました。

風邪について考えてみたいと思います。

当院では風邪には積極的に漢方薬を処方しています。

発熱、咳、鼻水、悪寒などなどいろいろ症状はでますが、そういう症状は風邪のウイルスが体に入ってきたときの防御反応を示しています。

ウイルスは熱に弱いため初期には体が熱を出して対抗しようとします。

なので、この時期はむやみに解熱剤を使って熱を下げないほうが良いと考えられます。

漢方では風邪の時期によって三段階で薬剤の選択が異なります。

病初期の寒気の時期は、麻黄や桂枝の含まれている漢方を処方します。

これらの成分は熱産生効果があり飲むことにより、体温が上昇します。

さらに熱を出してウイルスを退治しようとすること狙っています。

結局初期には熱を出してあげたほうが、早く治ります。

うまくいけば一日、二日で完治します。

ウイルスの強さや、体の抵抗力などとの兼ね合いなどで、それで治らない場合、 二段階目に突入します。

この時期は寒かったり暑かったりする時期でウイルスが体内に入って悪さしていきます。

咳、痰、のどの痛みなどいろいろな症状が出てきます。

この時期には柴胡が含まれてる漢方を処方して対処します。

体力のあるなし、症状により合う漢方を選択していきます。

ほとんどはこの段階で治ることが多いです。

これで治らないと三段階目に入ります。。

こうなると細菌感染なども併発することが多いので西洋薬である抗生物質、解熱鎮痛剤なども処方していくことがありますし、場合によっては点滴が必要になることもあります。

こうなる人はお年寄り、不摂生、糖尿病などの持病持っていたり、抵抗力のない人がかかりやすいです。

こういう人には人参などの補剤が含まれている漢方を普段から飲んでおくと風邪をひかなくなっていきます。

 

手洗い、うがい、適度な保湿などに気を付けて冬に備えてください。

 

 

 

予防接種

今年も冬がやってきました。

インフルエンザの季節ですが予防接種の時期です。

効果は数週間後から数か月です。

接種してもインフルエンザにかかる確率はあまり変わりません。

しかし、症状が軽く済む可能性が高いので接種したほうが良いと思います。

 

インフルエンザの治療に新薬

「ゾフルーザ」(一般名・バロキサビル マルボキシル)

 単回経口投与の抗インフルエンザウイルス剤「ゾフルーザ錠」が3月14日に発売されました。A型ウイルス、B型ウイルスともに、また成人、小児ともに使用できます。インフルエンザに特有の酵素の活性を阻害することで、ウイルス増殖のより早期の段階に作用し、ウイルスの増殖を抑制します。2017年10月の承認申請から4カ月で承認が下り、その翌月に薬価収載・発売と、異例の速さとなりました。副作用は下痢など。塩野義製薬が販売しています。

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今年より新たにインフルエンザに使用できるお薬が発売されました。

特徴は一回だけの内服で済むことです。

従来の薬剤より少しお高いようです。

効果は使ってみないとわかりません。

選択肢が増えるのはいいことだと思っています。

死に方4種類

「人には四つの死に方がある」 二刀流の緩和ケア医語る

 
 
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