ヨーロッパで余暇に楽しむスポーツと全死亡との関連によると、運動しない群に比べ、テニスを嗜む群は平均寿命が平均9.7年長かったと言われている。 続いてバトミントン、サッカー、サイクリングであった。 動脈硬化性疾患予防のためには中強度の運動、延命の…
世界的に肥満と過体重が大きな健康問題となっており、減量は大切です。 リンゴ酢に体重減少効果があることが発表されました。 毎日リンゴ酢を15ml摂取すると減少効果があるのに加えて、血糖値・中性脂肪値・総コレステロール値減少しました。 健康的に摂取し…
呼吸法で血圧や動脈硬化リスクの低下が報告されました。 鼻からの吸気4秒→息止め4秒→鼻からの呼気8秒」のサイクルでゆっくり呼吸する4・4・8呼吸法です。 吸気に比べて呼気が長いのが特徴で、ゆっくりした深呼吸で呼気の時間を長めに取ることにより、酸素濃…
フレイルとは虚弱状態で、要介護状態の手前の状態です。 その予防としては、運動、適切な栄養管理が重要です。 タンパク質は一日体重1キロ当たり1グラム以上が必要とされています。 他には植物繊維が多いほどフレイルになりにくいとされています。 特に植物…
九州大学から温泉入浴で腸内細菌が増加することが報告されました。 それによると温泉の中でも炭酸水素塩泉にてビフィズス菌が増加しました。 入浴で腸内細菌が増加するとは不思議ですね。 他にもいろいろ良い効果があるので、うまく利用したいですね。
脳卒中は高齢者で多いが、若年~中年者でも特殊な原因で起こることがあります。 その原因の1つである特発性椎骨動脈解離の発症と枕の高さの関連を、検討すると、 枕が高いほど特発性椎骨動脈解離の発症割合が高く、また枕が硬いほど関連が顕著であることが示…
高齢化が進む中、健康寿命を延ばすことが求められており、栄養はその中の重要な要素です。 中でもタンパク質は身体の健康維持に大きな役割を果たしているが、中年期にタンパク質を多く摂取した人ほど、疾病なく健康的に加齢することがアメリカの新たな研究で…
コーヒーも緑茶も普段よく飲む飲料ですが、血圧にはどういう影響があるのでしょうか? コーヒー摂取は、コーヒーを飲まない人と比較して、II-III度高血圧の人のCVD心血管死亡リスクの増加と関連していることがわかりました。 一日2杯以上でそのリスクが増加…
毎日のコーヒーとアルツハイマー病との関連性が報告されました。 日常的に1日当たり1~2杯および2~4杯のコーヒーを摂取する人は、アルツハイマー病の発症リスクが有意に低かった。 しかし、1日当たり4杯以上コーヒーを摂取する人では、アルツハイマー病の発…
妊娠中、多くの女性が吐き気などを経験する「つわり」に、特定のホルモンの増加が関係することを、米国や英国などの国際研究チームが明らかにしました。 つわりは妊娠初期に多く、70%の女性が経験するとされています。 中には、飲食ができず、体重減少や脱水…
寒い時期になってきました。そこで生姜の効能について考えてみましょう。 生姜には生で食べるとジンゲロール、加熱するとショウガオールに変化します。 ジンゲロールは温めるというよりは、漢方の世界では胃を守る胃薬としての効果を期待して用いられます。 …
30~49歳における高血圧は、後年における大腸がん死亡リスクと独立して関連していることが報告されました。 高血圧は大腸がん死亡リスクと正の関連を認めたが、他のがんによる死亡リスクとは関連を認めなかった。 いろんな要因があるのでしょうが、若いころ…
いくつかの食習慣と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染感受性や入院・重症化リスクとの間には因果関係があり、とくに赤ワイン摂取は入院と重症化のいずれのリスクも有意に増大させることが報告されました。 赤ワイン、コーヒー、ドライフルーツ摂取で…
アメリカ化の発表で、ショウガは、自己免疫疾患に関連する体内の炎症のコントロールに役立つことが報告された。 自己免疫疾患のマウスや健康なヒトを対象とした研究の結果、ショウガ成分は、白血球の一種である好中球の機能に影響を与えることが判明したとい…
コロナワクチンは疼痛。発熱などの副反応のために接種をためらう方も多いかと思われます。 ただ、最新の研究によれば、強い副反応を示す人ほど抗体価が高かったようです。 当然抗体価が高い方が予防効果は強くなります。 今からはインフルエンザワクチンのよ…
女性では、60歳以降に体重を一定に保つことで、90歳、95歳、あるいは100歳という長寿を望める可能性の高まることが、アメリカからは発表されました。 肥満が良くないことは知られてますが、一方で体重が安定している女性は、5%以上減少した女性よりも1.2倍…
睡眠障害と脳卒中との関係についての報告がされました。 それによると、睡眠時間が5時間未満に加えて、9時間超、1時間超の昼寝、いびき、入眠困難、中途覚醒が脳卒中の増加に関係していました。 睡眠不足はもちろん、眠りすぎもよくないようです。 注意しま…
加齢に伴い、わずかに身長が低くなっただけで、死亡リスクが有意に高くなる可能性を示唆するデータが報告されました。2年間で5mm以上低くなった人は、そうでない人より26%ハイリスクだという。 骨粗鬆症のチェック、早めの治療は非常に重要です。
どういう炭水化物が肥満につながるかの報告がされました。 それによると、精製穀物(白米や小麦など)やでんぷん質の野菜(ジャガイモなど)、砂糖入り飲料が肥満をおこす一方、 全粒穀物、果物や非でんぷん質の野菜では体重の減少がみられています。 この効果…
新型コロナBA.2.86「ピロラ」はきわめて高い免疫回避能を有していることがわかりました。 すなわち、従来のワクチンンがあまり効かないという事です。 最新のワクチンは効果があるので、インフルエンザも含めてなるべく早く打ちましょう。 当院でもワクチン…
歩行が健康に良いことは知られていますが、それでは1日何歩、必要なのでしょうか?1日の歩数と全死因死亡との関連を調べた結果、3,000歩弱という少ない歩数であっても有意にそれらのリスクが低減していたことが、オランダから発表されました。 2,517歩/日超…
特定の成人用ワクチンには、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる効果があるようです。 昨年インフルエンザワクチンを1回以上接種した成人では、同ワクチンを接種したことのない成人と比べてアルツハイマー病を発症するリスクが40%低下していたという…
従来より夜型の生活リズムはあらゆる原因による死亡リスク(全死亡リスク)や心血管疾患よる死亡リスクの上昇と関連することが報告されています。 この度フィンランドからの報告では、確かに夜型の人の全死亡リスクは、朝型の人よりも9%高いことが明らかに…
閉経後に伴う更年期障害の中でもホットフラッシュは代表的な症状で、生活に支障が出るなど悩まされている人は多いですね。 従来の治療は、更年期障害全般に用いられるホルモン補充療法(HRT)があるものの、乳がん、卵巣がん危険のために飲みたくない、とい…
閉経後に伴う更年期障害の中でもホットフラッシュは代表的な症状で、生活に支障が出るなど悩まされている人は多いですね。 従来の治療は、更年期障害全般に用いられるホルモン補充療法(HRT)があるものの、乳がん、卵巣がん危険のために飲みたくない、とい…
米国の研究から、オリーブ油の愛用者は、オリーブ油をほとんど摂取しない人に比べて、今後30年間で認知症により死亡するリスクが25%低いことが明らかになった。 オリーブ油に豊富に含まれているオメガ3脂肪酸には抗炎症作用があることを指摘し、認知症の発…
つわりに悩まされているかも多いかと思われます。 西洋薬での胎児への影響を心配される方には、漢方をおすすめします。 半夏と生姜が含まれている漢方に効果があります。 たとえば小半夏茯苓湯(コハンゲブクリョウトウ)や半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)…
ワインは体にどのような影響があるのでしょうか? ワインの摂取量と心血管イベントとの関連での研究では、ワイン接種では心血管疾患の危険性は低下するようです。 ただ、がんのリスクは増加し、ワイン一本分はタバコ5本分の危険性に相当するようです。 特に…
うつ病は経過によってさまざまな症状を呈します。 まず初期ではイライラ、不安感が出現し 次の段階ではゆううつ感、手がつかない、根気がない、興味がない その次の段階では喜びがない、生きがいがない、となります。 第一段階ではセロトニンの不足により不…
男性では少量飲酒者では、生涯非飲酒者と比べ全死亡リスクの有意な低下はみられなかったが、中量飲酒者、大量飲酒者では死亡リスクの上昇がみられた。 女性では少量からでも死亡リスクの上昇がみられた。 > 特に女性は注意しないといけませんね。 ちなみに…