歩くのは健康につながる

高齢女性は「1日4,400歩程度」でも死亡リスク減

WHSデータを解析

 「1日1万歩が健康に良い」と信じている人は多いだろう。しかし、米ハーバード大学医学大学院のグループが行った研究で、平均年齢72歳の高齢女性は、1日の歩数が4,400歩程度でも、2,700歩程度の人と比べて全死亡リスクが41%低いことが明らかになった。1日の歩数が増えるほど全死亡リスクはさらに低下したが、その効果は1日7,500歩前後で最大に達し、歩数をそれ以上増やしてもさらなるベネフィットは得られないことも分かった。研究の詳細は「JAMA Internal Medicine」5月29日オンライン版に掲載された。

 

歩くことは健康に良いとされていましたが、それがデータで実証されました。

現代人は歩くことが少なくなっていますが、わざわざジムに通わなくても、用事を見つけて歩いたり、階段を上ったりしましょう。