胃もたれしてませんか?

食欲の秋ですが、今年はコロナもあり外出が減り、おうちでついつい食べ過ぎることも多くなるようです。

胃もたれも起こしやすくなります。

西洋医学的には胃酸を抑えるH2ブロッカーやPPIなどを処方して、逆流性食道炎などを防ぎます。

また、消化剤も処方することも多いです。

漢方ではその人の体質や症状によりいろいろ使い分けることになります。

まずは虚弱な体質の方には六君子湯(りっくんしとう)、四君子湯(しくんしとう)、安中散(あんちゅうさん)を処方して胃の動きを活発にします。

食欲増進作用もあるため、体力増強も期待できます。

体力が中等度以上であれば四逆散(しぎゃくさん)、大柴胡湯(だいさいことう)などでメタボを防ぎつつ胃もたれを改善することが多いです。

胃もたれには精神的なストレスが影響することも多いため、抑肝散陳皮半夏(よくかんさんちんぴはんげ)、加味帰脾湯(かみきひとう)などを処方します。

胃けいれんでは甘麦ダイソウ湯が即効性があります。

お悩みの方がおられましたら、一度お試しを。