一日の尿の回数は10回以内が普通です。
ただ、尿が漏れたり、回数が異常に多くなったり、我慢できなったりすることを
過活動膀胱と言います。
西洋医学的には抗コリン薬で膀胱の活動を抑えて治療します。
効果は良いですが、副作用として消化管の活動も抑えてしまうので、便秘などの副作用が出ることがあります。
漢方的には“腎”を元気にすることで治療します。
西洋医学的な腎ではなく、漢方の”腎”は生殖器系、尿路系、骨格系などが含まれます。
加齢によりこれらが衰えることにより尿漏れが起こると考えます。
なので”腎”の衰えを防ぐ、補う漢方薬を使います。
代表的なものに、八味地黄丸(ハチミジオウガン)があります。
男性だと前立腺肥大にもよく処方されます。
ストレスによっておこる頻尿には清心蓮子飲も良く効きます。
お試しください。