更年期にはぜひ漢方を

女性は平均で50歳前後で女性ホルモンの分泌低下により閉経します。

その前後5歳の45から55歳位にいろいろな症状が出現しやすくなります。

有名なものはホットフラッシュといって、カーッとのぼせる症状です。

他にも頭痛、肩こり、いらいら、不眠などなど多岐にわたります。

もちろん低下したホルモンを補充する西洋治療が良く効きますが、発がん性の問題があり、定期的なチェックは必要です。

漢方もよく用いられます。代表的なものは当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、加味逍遥散(カミショウヨウサン)、桂枝茯苓丸(桂枝茯苓丸)で、体質によって使い分けられます。

自律神経症状が目立つ場合は柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)や抑肝散(ヨクカンサン)なども良く効きます。

ぜひお試しください。