一日一個のリンゴでフレイル予防を

アメリカらの報告で、さまざまな果実や野菜に含まれているフラボノール類と呼ばれるフラボノイド類の一種をたくさん摂取することで、加齢に伴うフレイル(虚弱)リスクが低下する可能性のあることが明らかになった。 フレイルとは、加齢に伴い身体機能や認知機能に衰えが生じている状態を指し、フレイルの状態になると、転倒や骨折、身体障害、入院、死亡のリスクが上昇する。

1日当たりのフラボノール類の摂取量を10mg増やすごとに、フレイルになる可能性が20%低下することが示された。

フレイルを予防するための食事に関する推奨では、通常、タンパク質の摂取に力点が置かれているが、それ以外の予防法が見つかったのは、興味深い事です。

中サイズのリンゴ1個には約10mgのフラボノール類が含まれているので、1日に10mgのフラボノール類の摂昔からよく言う『1日1個のリンゴは医者を遠ざける』には、ある程度の真実味があるようです。