世界のがん患者、新たに1810万人 女性最多は乳がん
2018年に新たにがんと診断される人は全世界で約1810万人、がんによる死者は約960万人――。そんな推計を米国がん協会と国際がん研究機関(IARC)のチームが12日まとめ、協会の専門誌に掲載された。
36種のがんの185カ国分のデータを分析。がんの診断を受けるのは男性約945万人、女性約862万人と予測した。がんにより亡くなるのは男性約538万人、女性約416万人。がんと診断されて5年以内の人は約4380万人と見積もられた。
新たに診断されるがんの部位別で多いのは、男性は肺がん(14・5%)、前立腺がん(13・5%)、大腸がん(10・9%)。女性は乳がん(24・2%)、大腸がん(9・5%)、肺がん(8・4%)の順だった。死亡は男性では肺がん(22・0%)、肝臓がん(10・2%)、胃がん(9・5%)が多く、女性は乳がん(15・0%)、肺がん(13・8%)、大腸がん(9・5%)が多かった。
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日本でも乳がんが増えています。
欧米化した食事も一因と考えられています。
バランスのとれた食事も目指しましょう。
原因不明の不妊症、内膜炎が影響か 治療後に妊娠率向上
子宮の内側の粘膜に炎症が続く慢性子宮内膜炎(内膜炎)の女性について、抗菌薬での治療によって妊娠率が向上することが、東京大などの調査で分かった。内膜炎の女性の妊娠率や出産率は、内膜炎が無い女性より大幅に低いことも判明した。原因不明の不妊の一部には内膜炎が影響している可能性があり、治療の可能性が開けてきた。