脳内三銃士

アントニオ猪木が亡くなりました。アントニオ猪木といえば闘魂三銃士、人間の脳内にも三銃士が存在します。三種の神経伝達物質です。興奮や緊張にて放出されるノルアドレナリン、好奇心や快感を伴うドーパミン、幸福感や平安をもたらすセロトニンです。セロトニンドーパミンが暴走すると統合失調症になり、低下するとうつ病になり、またドーパミンが不足するとパーキンソン病になります。最近では糖尿病ではセロトニンドーパミンの分泌が低下することがわかっています。また加齢でもセロトニンが不足しがちです。生活習慣病の予防、適度な運動などが重要ですね。

ノロアドレナリンとは?

以前からセロトニンを減らさないことが重要とお話してきましたが、今回はノルアドレナリンついてお話します。

ノルアドレナリンは交感神経の緊張により分泌され、ストレス対抗ホルモンです。

セロトニン不足によりいらいら、不安を感じやすくなります。またこれはノルアドレナリンドパミンの調節にも働き、ノルアドレナリンは不足するとやる気が無くなり、いわゆるうつ状態に入ります。なので、薬物治療としてはSSRIにて、まずはセロトニン不足を治療し、不安を取り除き、それでもやる気がもう一つ出ないときはSNRIに変更してセロトニン不足を補いつつ、ノルアドレナリンを高めて上げると意欲の向上が見込めます。治療するにはこの順番が大切だと考えます。セロトニンノルアドレナリンドパミンこのバランスは非常に重要です。

コロナに漢方をうまく利用しましょう

コロナが猛威を振るってますね。

効く薬もいろいろ出始めていますが、あらためて漢方を考えてみたいと思います。

コロナも風邪ウイルスのひとつなので、漢方は役立ちます。

まず初期、いわゆる太陽病期、寒気がして熱が上がり始める時には、麻黄や桂枝など使って更に体温を高めて、汗を出させます、これで治れば一番良いです。

こじれて、次の時期、小陽病期に移行すると、喉の痛み、発熱、発汗、色々な症状が出ます。その時には柴胡の入っている漢方を使います。代表的なものに小柴胡湯があります。

更に次の時期、陽明病に移行すると、味覚障害、肺炎を起こしたりするので、補中益気湯を使い、体力、気力を補いながら、咳、痰には清肺湯を併用します。

うまく漢方を利用しながら、対処したいものですね。

不眠と便秘の関係

不眠症や便秘に悩んでいる方は多いですね。この両者とも交感神経が優位になると起こりやすく、腸管の蠕動が低下し便秘になり、また不眠を引き起こします。床についたら腹式呼吸をして、アロマ(ラベンダーやベルガモット)の鎮静作用もうまく利用するといいですよ。

更年期障害も自律神経失調症の仲間

更年期障害はホルモンバランスの乱れにより起こりますが、結果自律神経の不調をきたします。だから自律神経失調症は女性に多く、また季節の変わり目に多く見られます。ストレスの増加によりセロトニンは減少し、不眠、頭痛などいろいろな不調が出現します。さらにドーパミンノルアドレナリンの暴走も引き起こすため、セロトニンが低下しないように注意する必要があります。

自律神経を整えましょう

自律神経には活動時に活発になる交感神経とリラックスしたときに活発になる副交感神経があります。現代社会にはストレスが多く、交感神経が優位になりがちで、乱れると頭痛、めまい、不眠、動悸、息苦しさ、便秘、下痢など様々な症状が出現します。自律神経を整えるには腹式呼吸がおすすめです。コツとしてはまず息を口からゆっくりと全部吐き切り、次に鼻からゆっくりと息を吸ってお腹をふくらませることです。試してください。

不眠症にバナナ?

不眠症にバナナが効くんです。バナナにはトリプトファンが含まれていて、それがセロトニン分泌を促し、さらにメラトニンが夜に増加することにより、良好な睡眠が得られるようになります。睡眠不足は肥満につながるので、ダイエットにも効果があります。一度お試しあれ。