大豆製品の摂取と不眠症との関係

中高年成人において、大豆製品の摂取量は不眠症に効果があることが、中国より報告された。

さらに、大豆製品の摂取量は、末梢血のCRP、TNF-α、TGレベルを抑えることも分かった。

睡眠には炎症や脂質が重要な役割を果たす可能性があることが示唆されたとしている。

夜に納豆を食べるのは、不眠症によさそうですね。

うつ病の症状、段階

うつ病の初期症状は、まずはセロトニン不足によるイライラ、不安感から始まります。

次の段階になると、ノルアドレナリン不足により意欲の低下が起こり、ゆううつ、手がつかない、根気がない、興味がないなどの症状が出現します。

さらに進行すると、ドーパミン不足により快楽の低下が起こり、喜びがない、生きがいがないなどの症状が出現します。

初めの段階のセロトニン不足の時に対処したいですね。

 

ラーメン週3回で死亡リスク1.5倍

3年連続で年間世帯支出額日本一となる山形より「週3回以上食べると死亡率は約1・52倍」と報告された。

死亡リスクの上昇には、ラーメンをよく食べる人に多い、塩分の取り過ぎや飲酒、喫煙などの生活習慣が影響している可能性がある。さらに対象者を分けた解析で、「男性」「70歳未満」「スープを半分以上飲む」「酒をよく飲む」といったグループで死亡リスクが高い傾向となった。

スープは控えて塩分摂取を減らし、野菜やトッピングで栄養バランスを考えてラーメンを味わってほしいとしている。

アルツハイマー病予防に必要な最低限の運動量が判明

多くの研究において身体活動の健康効果が報告されているが、高齢期における身体活動の具体的な効果は依然として不明であり、高齢者では激しい身体活動が困難な場合も少なくない。

アメリカから最低限どの程度の運度量が必要かが報告された。

高齢期におけるアルツハイマー病の予防には、最低でも週3回以上、1回15分以上の身体活動が必要であることが分かった。

このくらいの運動だと、がんばれますね。

臓器年齢とライフスタイルとの関係

臓器年齢とライフスタイルとの関係がイギリスより発表されました。

臓器を老化させる習慣として、喫煙、過度な飲酒、加工肉の摂取、不眠が関係しており、一方臓器を若々しく保ちつ習慣として、活発な活動、油の多い魚の摂取、鶏肉の摂取、高学歴でした。

ある程度は予想できましたが、不眠は気を付けたいですね。

アルコールとがんのリスク

アルコールとがんに関しては、最近報告がされるようになってきました。

アメリカからの発表では、飲酒しないか、週に1杯(エタノール14 g)未満しか飲まない女性では、100人に約17人が一生のうちにがんに罹患するのに対して、平均して1日に2杯(エタノール28 g)飲む女性では、がんの罹患リスクは100人中22人近くまで上昇した。男性の場合、7種類のがんのいずれかに罹患する生涯リスクは、飲酒しないか、週に1杯未満しか飲まない人では100人中約10人であるが、平均して1日に2杯を飲む人では100人中約13人まで上昇した。

このリスクを受け入れるかどうかは、個人の判断ですね。

コーヒーの成分トリゴネリンが老化に伴う筋肉消耗を防ぐ

またまたコーヒーの話題です。

コーヒーに豊富な成分トリゴネリンが老化に伴う筋肉の減少や筋力の低下(サルコペニア)の治療効果を担いうることが示されました。

サルコペニアは筋肉、筋力、歩く速度の病的な減少/低下を特徴とし、分子や細胞の老化病変の組み合わせと筋線維消耗が筋収縮を障害することで生じます。

将来の寝たきりの一因にもなっています。

コーヒーなどに存在するトリゴネリンがサルコペニア高齢者の血中には少ないことが判明しました

コーヒーを1日3杯以上飲む人は1日1杯未満の人に比べてサルコペニアの有病率が60%ほど低いという結果が得られています。

身近な飲み物でサルコペニアが予防できたらうれしいですね。