2020-01-01から1年間の記事一覧

コロナウイルスに漢方は?

コロナウイルスが猛威を振るっていますね。 あっという間に世界中に広がり、収まる気配がありません。 特効薬もなく対症療法で対処するしかないようです。 過去にもスペイン風邪が同様の流行を見ました。 5億人以上の感染、1億人以上が亡くなったようです。 …

咳はどうしてますか?

咳はどうしていますか? 風邪などの呼吸器感染によるもの、喘息などアレルギーによるもの、たばこの障害によるCOPD,肺気腫によるもの、あとは特殊なものとして肺がんや結核によるものなどが原因として考えれらます。 感冒薬、気管支拡張薬、抗アレルギ…

短時間睡眠の睡眠薬服用者はメタボが多い

睡眠薬の使用とメタボリックシンドローム(MetS)の関連が明らかになった。睡眠薬を使用している短時間睡眠の人でMetSの頻度が有意に高いという。自治医科大学が地域住民対象に動脈硬化危険因子の検証目的で行っている「JMS-IIコホート研究」のベースライン…

しょうがの温め効果について

冬まっただ中で、寒い日が続いていますね。 みなさん生姜湯ってご存知ですか? 寒い時期には飲むと温まりますよね。 これは生姜の中のジンゲロールという成分の効果によるものです。 もちろん温める効果はありますが、発汗を促して体の深部を冷ます作用があ…

冷え性について

秋になり、朝晩寒くなってきました。 冷え性の方にはつらい季節ですね。 貧血や低血圧あるいは甲状腺機能低下症、更年期障害、膠原病などいろいろ冷える原因はあるかと考えられますが、西洋医学的に原因があればまずその治療が優先されます。 それでも冷えが…

重い布団に睡眠改善効果あり

8kgの鎖入り布団による不眠改善効果 双極性障害・ADHDなどの不眠患者、初のRCT 金属製の鎖を入れ、重みと体へのフィット感を高めた6-8kgの掛け布団を就寝時に使用することで、精神疾患を有する人の不眠症が改善したとする初のランダム化比較試験(RCT)の成…

風邪の季節ですが咳は出ませんか?

季節の変わり目になり、昼と夜の温度差もあり風邪をひきやすくなる季節になりました。 今年はコロナの影響もあり、神経質にならざるを得ません。 また喘息の季節でもあり、咳が出やすくなります。 咳の原因として感染症のよるものなのか、あるいは喘息による…

胃もたれしてませんか?

食欲の秋ですが、今年はコロナもあり外出が減り、おうちでついつい食べ過ぎることも多くなるようです。 胃もたれも起こしやすくなります。 西洋医学的には胃酸を抑えるH2ブロッカーやPPIなどを処方して、逆流性食道炎などを防ぎます。 また、消化剤も処方…

更年期障害に漢方を!

更年期障害は閉経前後、女性ホルモンが減少し始めると出現することが多くなります。 一般的には45から55歳位に現れます。 症状は人それぞれですが、気・血・水のいずれの乱れによっても起こりえます。 頭痛や肩こりなどの”血”の乱れによるものや、のぼせ、ほ…

夏バテしてませんか?

夏の暑さもそろそろ終わりを告げようとしています。 今年は特に猛暑で、エアコンをつけっぱなしにすることも多かったと思います。 すると、体がだるい、重い、食欲がない、頭痛、肩こり、めまいなど、いわゆる夏バテの症状が出やすくなります。 冷たいものの…

便秘してませんか?

便秘で悩まされていませんか? 西洋医学的には弛緩性(しかんせい)便秘と痙攣性(けいれんせい)便秘に分けられます。 弛緩性便秘は胃腸の運動機能の低下によっておこります。 運動不足や便の元となる食物繊維の不足が原因になります。 痙攣性便秘はストレス…

頭痛はどうしてますか?

みなさん、頭痛はどうされてますか? 片頭痛、筋緊張型頭痛、群発頭痛などがよく見られます。 まれに、脳梗塞、くも膜下出血など急を要するものもあります。 一般的にはセデス、ロキソニンなどの鎮痛剤を飲まれることが多いと思います。 ただ鎮痛際は対症療…

咽喉頭異常感症とは

咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)とは、「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」など、さまざまな言葉で表わされるのどの違和感、異常感覚のことです。 甲状腺疾患、気管支喘息、逆流性食道炎などでもおこりますが、その場…

インフルエンザや肺炎のワクチン接種でアルツハイマー病リスクが低下

インフルエンザや肺炎のワクチン接種でアルツハイマー病リスクが低下 提供元:HealthDay News インフルエンザや肺炎球菌のワクチンに予想外の効果がある可能性を示唆する2件の研究結果が、アルツハイマー病協会国際会議のバーチャルミーティング(AAIC 2020…

その症状は夏風邪?それともアレルギー?

夏本番で暑くなってきましたね。 熱中症対策は必ずしてください。 家にいるときは一日中エアコンをつけっぱなしにしておいた方が良いかと思います。 鼻水、くしゃみが出ることがあるかと思いますが、その症状はおそらくアレルギー性鼻炎でしょう。 エアコン…

コロナ感染症の実態

コロナ感染症は発見数は増加しているものの、重症者は減り続けていますね!#コロナ#重症者 コロナ感染症はテレビとかでは、毎日新規発生数が記録更新とか騒いでいますが、検査人数が増加しているので当たり前だと思います。 実際重要なのは、重症者数、死者…

花に癒し効果あり

花の画像を数秒見るだけでストレスは軽減される 血圧が低下し、扁桃体や海馬の活動を抑制 国際医学短信2020年7月18日 (土)配信 花の“癒し効果”が科学的に証明された。ディスプレイに表示された花の画像を見るだけでも効果があるという。農業・食品産業技術総…

夏バテ、めまいには漢方

梅雨明け前のじとじとした季節、からだがだるくなりますよね。 雨の降る前などに、気候の変動によって、頭痛、めまい、全身倦怠、食欲不振がよくみられれます。 特に女性ではこういう症状に悩まされている方が多いようです。 めまいは漢方的には水の流れが悪…

中年期の肥満が認知症発症リスクの上昇に関連 約6,600人を対象にした英国の大規模研究 国際医学短信2020年7月9日 (木)配信 中年期に肥満であると、認知症の発症リスクが高くなる可能性のあることが、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のDorina Ca…

ボランティアに参加すると寿命が延びる?

ボランティアに参加すると寿命が延びる? 年50時間以上で有意に死亡リスク低下 国際医学短信2020年7月1日 (水)配信 ボランティア活動に参加することが長寿につながる可能性が「American Journal of Preventive Medicine」6月11日オンライン版に掲載された。 …

熱中症に注意

6月は意外と熱中症が多い季節です。 真夏と違って油断もあるかもしれません。 特に今年はコロナの影響でマスクをつけることが多いので、注意が必要です。 スーパーなど人の集まる施設ではマスクも必要かもしれませんが、一人で外を歩く際にはマスクは着けな…

漢方を飲みやすく

漢方薬は基本粉薬です。 いくらいいお薬でも飲めないと始まりません。 この人、この症状にはこの漢方が合うのに粉薬が苦手ということで、飲めない人もいっらっしゃいます。 ただ、漢方メーカーの中にはそういう人ために錠剤が準備されています。 今月も新た…

腸活しましょう~

腸活っていう言葉御存知ですか? 腸内細菌である善玉菌と悪玉菌のバランスが悪いと、いろいろな病態を引き起こすことが分かってきました。 世界的に長寿の国、地域では発酵食品を上手に取り入れていることが多いことが知られています。 アトピー、鼻炎などの…

甘いもので腎臓が悪くなる

甘過ぎる飲み物が腎臓を害する可能性 HFCS添加ドリンクで腎血管抵抗増大 国際医学短信2020年6月16日 (火)配信 甘味飲料の中には腎臓を障害するリスクを持つものがあることが報告された。果糖(フルクトース)コーンシロップで甘く加工したソフトドリンクを摂…

コロナ太り

コロナウイルスも落ち着きも見せ始め、社会活動も再開されつつあります。 自宅での生活が長いと、どうしても運動不足、過食になり、いわゆるコロナ太りの患者さんが増えています。 運動と食事のバランスだと、食事が9割、運動が1割なので、まずは食事を注…

運動により認知症予防

有酸素運動が高齢者の脳を若返らせる? 6カ月間の運動で実行機能や情報処理速度が改善 国際医学短信2020年6月3日 (水)配信 一般内科疾患神経内科疾患 たとえ長い間、座ってばかりいる生活を送っていた高齢の人でも、有酸素運動を半年間行うことで、思考力や…

甘いものは危険?

甘い飲み物が女性の心臓を傷つける 1日1回摂取でCVDリスク2割上昇 国際医学短信2020年5月31日 (日)配信 一般内科疾患循環器疾患産婦人科疾患その他 炭酸飲料などの甘い飲み物を多く飲む女性は、心臓病や脳卒中のリスクが高いことを示すデータが報告された。…

盲腸(虫垂炎)にCTが有効

虫垂炎は初期だと比較的軽い手術で治ります。しかし進行すると、破裂して腹膜炎をおこすので注意が必要です。 もっと早期だと抗生物質の投与だけで治ることがありますので、早期発見が重要となります。 最近、CTにてごく初期の虫垂炎を発見しました。 赤印…

コロナ肺炎

世間を騒がせているコロナ肺炎ですが、かなり特徴的なCT像を呈するようです。 すりガラス状の影が辺縁に分布するようです。 このような肺炎はあまり見たことがありません。 普通の肺炎は中心部より辺縁に広がるように分布するからです。

1日1個の卵で心疾患リスクは上昇しない

1日1個の卵で心疾患リスクは上昇しない 50カ国の総計17万7,000人以上を対象にした解析結果 国際医学短信2020年2月17日 (月)配信 1日1個の卵は健康に良いのか悪いのか――。長年議論されてきたこの問題に終止符が打たれるかもしれない。卵を1日1個食べても心臓…