腸内細菌叢に有害な食事とは?
成人1,425人の食習慣と腸内細菌叢との関連を検討
成人1,425人の食習慣と腸内細菌叢との関連を検討
自律神経って聞いたことがありますか?
その名の如く、自律して作動する神経のことで、自分の意思とは関係なく心臓、呼吸、消化、排泄、体温調節などいろんな働きをしています。
交感神経といって活動する神経と、副交感神経といって安静にする神経の2種類で働いています。
そのバランスが崩れて、どちらかが優位になるといろいろな症状が出現します。
頭痛、肩こり、めまい、動悸、胸の圧迫感、息が苦しい、胃もたれ、便秘、下痢、尿が出にくい、尿漏れ、微熱、不眠などなどです。
人それぞれ症状は異なり、弱いところに出現します。
いろいろ検査しても異常が見当たらない、いろんなところを受診しても異常なしといわれる、という時は自律神経の乱れのよる可能性が高そうです。
原因としてはストレス、寝不足、食生活の乱れ、更年期などが考えられます。
現代社会ではストレスをゼロにすることは難しいので、うまく付き合わないといけません。
西洋医学的には安定剤、睡眠薬、場合によってはSSRIという抗うつ剤が処方されます。
漢方医学的には気・血・水の中の気の乱れになります。
気が高ぶっていれば気を抑え、気が停滞していれば気を巡らせ、気が落ちていれば補う漢方を処方します。
気になる方は受診してみてください。
咽喉頭異常感症とはのどに何かがある、何かが塞がってる、何かが詰まっている
などの違和感を感じることです。
ストレスなどの不安、うつ状態などでよくみられます。
実際、胃カメラなどで検査しても異常なく、耳鼻科などいろいろドクターショッピングするかも多いです。
西洋医学的には安定剤、SSRIなどを処方します。
漢方医学的には梅核気(ばいかくき)やヒステリー球として表現され、気の乱れとして現れることから、半夏(ハンゲ)という生薬で改善していきます。
代表的なものに半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)やこれに胃腸の働きをよくする茯苓飲(ブクリョウイン)を加えた茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)があります。
実際はこれに柴胡剤を加えるとよくなることが多いです。
症状ある方はお試しを。
不眠症に悩まされている方は多いと思います。
タイプ的には次の3つに分類されます。
入眠障害(寝つきが悪い)
途中覚醒(途中で目が覚める)
早朝覚醒(朝早く目が覚める)
最近は転倒や認知機能の低下など、いろいろその弊害が指摘されるようになっています。
なので、漢方の出番となります。
漢方にも不眠症に効果のあるものがいくつかあります。
柴胡(さいこ)の成分はストレス改善効果あるので、これが含まれているものが良く効きます。
体力の有る実証では黄連解毒湯(おうれんげどくとう)や柴胡加竜骨牡蠣糖(さいこかりゅうこつぼれいとう)
体力のない虚証では抑肝散(よくかんさん)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)などがよく用いれらます。
一度お試ししてみてください。
最近サウナブームですね。
体が整うという表現をすることもあります。
医学的にはどうなんでしょうか?
あまりよさそうには思いませんでしたが、ところが。
結構良いみたいです。
短期的に心機能を改善する可能性が示唆される
60°Cの赤外線サウナバスに15分間入ったあと暖かい環境で30分間休むことを、週に5回、2〜4週間続けると、BNP(心臓の負荷を反映するホルモン;低い方が良い)・左室駆出率(心臓の収縮力;高いほどいい)・心胸郭比(心臓の肥大を示す度合い;低い方が良い)が改善したとのことです。
心臓突然死のリスク低減に関連していることが示唆される
定期的なサウナ入浴が心臓突然死の大幅なリスク低減に関連していることを示唆しています。さらに、定期的な運動とサウナの組み合わせは心臓突然死のリスクを大幅に低減することを示唆しています。
意外でした。
でもやりすぎは禁物、ほどほどで。