赤ワインやコーヒーがコロナ重症化リスクを増大

いくつかの食習慣と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染感受性や入院・重症化リスクとの間には因果関係があり、とくに赤ワイン摂取は入院と重症化のいずれのリスクも有意に増大させることが報告されました。

赤ワイン、コーヒー、ドライフルーツ摂取でリスクの増大が示され一方、無塩ピーナッツ、牛肉、豚肉、加工肉、牛乳の摂取でリスクの軽減が示された。

一般的には赤ワインンは体に良いとされてますが、コロナウイルスには良くないようです。

 

ショウガが自己免疫疾患の炎症を緩和する可能性

アメリカ化の発表で、ショウガは、自己免疫疾患に関連する体内の炎症のコントロールに役立つことが報告された。

自己免疫疾患のマウスや健康なヒトを対象とした研究の結果、ショウガ成分は、白血球の一種である好中球の機能に影響を与えることが判明したという。

ショウガに含まれるジンゲロールという生理活性物質は、好中球の機能に影響を及ぼすと言われている。

膠原病、関節リューマチなどの疾患の治療に役立つ可能性がありそうですね。

コロナワクチンのつらい副反応は「良いこと」

コロナワクチンは疼痛。発熱などの副反応のために接種をためらう方も多いかと思われます。

ただ、最新の研究によれば、強い副反応を示す人ほど抗体価が高かったようです。

当然抗体価が高い方が予防効果は強くなります。

今からはインフルエンザワクチンのように最新の型で、年一回の接種を受けるのが望ましいと考えられます。

女性での長寿の鍵は60歳以降の体重の維持?

女性では、60歳以降に体重を一定に保つことで、90歳、95歳、あるいは100歳という長寿を望める可能性の高まることが、アメリカからは発表されました。

肥満が良くないことは知られてますが、一方で体重が安定している女性は、5%以上減少した女性よりも1.2倍から2倍の確率で90〜100歳という長寿を得ていることが示されたという。

やせすぎはサルコペニアの危険性が高まるので、体重の維持も重要ですね。

睡眠障害と急性脳卒中リスクに有意な関連

睡眠障害脳卒中との関係についての報告がされました。

それによると、睡眠時間が5時間未満に加えて、9時間超、1時間超の昼寝、いびき、入眠困難中途覚醒脳卒中の増加に関係していました。

睡眠不足はもちろん、眠りすぎもよくないようです。

注意しましょう。

身長が5mm低くなっただけで死亡リスクが有意に上昇

加齢に伴い、わずかに身長が低くなっただけで、死亡リスクが有意に高くなる可能性を示唆するデータが報告されました。2年間で5mm以上低くなった人は、そうでない人より26%ハイリスクだという。

骨粗鬆症のチェック、早めの治療は非常に重要です。

肥満につながる炭水化物の種類は?

どういう炭水化物が肥満につながるかの報告がされました。

それによると、精製穀物(白米や小麦など)やでんぷん質の野菜(ジャガイモなど)、砂糖入り飲料が肥満をおこす一方、

全粒穀物、果物や非でんぷん質の野菜では体重の減少がみられています。

この効果は特に女性で強く認められています。

摂取する炭水化物の中身は重要ですね。