閉経後に伴う更年期障害の中でもホットフラッシュは代表的な症状で、生活に支障が出るなど悩まされている人は多いですね。
従来の治療は、更年期障害全般に用いられるホルモン補充療法(HRT)があるものの、乳がん、卵巣がん危険のために飲みたくない、といった理由で症状を我慢している例が少なくないようです。
このほど、ホットフラッシュをはじめとする血管運動神経症状(VMS)のみを対象とする非ホルモン薬(fezolinetant、商品名VEOZAH)が開発され、世界に先駆けて米国で承認されたました。
患者さんにとっては朗報ですね。
他に、漢方薬やSSRIなどもうまく組み合わせて治療できればと思います。