不眠や不安に漢方を

寝付けない状態を「入眠障害」、途中で起きてしまう状態を「途中覚醒」、朝早く起きてしまう状態を「早朝覚醒」といいます。

いろんな原因で不眠や不安を引き起こしているようですが、漢方的には”気”の乱れが原因になっているようです。

特に”気”が高ぶる、いわゆる気逆の状態になると不眠になります。

治療としては気の乱れを整える”柴胡”が含まれている漢方が用いられ、体力の有る方は柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、体力の弱い方は抑肝散(ヨクカンサン)が良く効きます。

他にもいろいろ有りますので、安定剤、睡眠薬を飲む前に一度試されたらいかかでしょうか?