特定のワクチン接種でアルツハイマー病リスクが低下する可能性

特定の成人用ワクチンには、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる効果があるようです。

昨年インフルエンザワクチンを1回以上接種した成人では、同ワクチンを接種したことのない成人と比べてアルツハイマー病を発症するリスクが40%低下していたという報告がされましたが、新たに、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、破傷風およびジフテリアの二種混合(Td)ワクチン、またはこれらに百日咳を加えた三種混合(Tdap)ワクチンを接種した人では、これらのワクチンを接種していない人と比べて、アルツハイマー病の発症リスクが25~30%低下していたようです。

ワクチン接種が免疫システムに、より全般的な影響を与え、アルツハイマー病の発症リスクを低下させることを示唆すると考えられています。

ワクチンンは積極的に接種した方がよさそうですね。