冷え性に意外な食材!

明けましておめでとうございます。

冬の間只中、冷えに悩まされている方も多くいらっしゃると思います。

冷えといえばしょうが、これにはカンギョウ、干したしょうがが効果的なのは以前にお話しました。

今回は別に効果的な食剤、それはサーモンです。

冷えによく効く上に、タンパク質、ビタミンDEPAの補給も兼ね備えていますので、お悩みの方はぜひお試しください。

不眠症に悩まされてませんか?

今日は不眠症のお話を。

不眠症に悩まされている方は多いですね。

自律神経の乱れによることが多いですが、アロマテラピーも効果ありますよ。

鎮静作用のあるラベンダーやベルガモット(紅茶のアールグレーの香り)を枕元に置くといいですよ。

逆に元気を出したいときは、ローズマリーがいいです。

ぜひお試しを!

コーヒーがうつ病に効く?

最近の研究によると、コーヒーを定期的に飲むことで、うつ病が緩和される可能性があるといいます。

コーヒーがうつ病の発症率を抑制する理由として、2つの可能性が示唆されています。

適量のカフェインを摂取すると、精神運動性や覚醒度が向上するためです。

もう一つコーヒーには様々なポリフェノールが含まれており、これらの抗炎症作用がうつ病の発症に関与していると思われる低度の炎症を防ぐ可能性があるためです。

ただ、過ぎたるは及ばざるが如しなので1日に5杯以上は飲まないようにしましょう。

 

「お酒は太る」は本当か?

Current Obesity Reports誌に掲載されたレビューの著者らは、飲酒と体重増加の間の経験的な関連性をよりよく評価するために、横断的研究、前向き研究、および臨床研究を調査しました。

アルコール摂取量と体重変化、BMI、その他の脂肪性指標との間には、関連性がない、または否定的であることが示されています。

軽度の飲酒を頻繁に行っている人は、BMIに関して保護効果が得られる可能性があります。

 

結果的にはアルコールでは太らないようです。

アルコールを摂取するとエネルギー消費量が増加することがわかっていますが、これはアルコールに高い熱発生効果があることが一因と考えられるようです。

かと言って、アルコールはアルコール中毒、事故による怪我、肝臓障害、認知機能の低下、依存症がんなどの健康リスクにつながることがわかっています。

なので、ほどほどにしましょう。

ピーナッツ摂取量「多」、循環器疾患の発症リスク低下と関連

ピーナッツ摂取量が多いほど、脳卒中脳梗塞循環器疾患の発症リスクが低く、最も少ないグループに比べて、最も多いグループでは、脳卒中で16%、脳梗塞で20%、循環器疾患で13%の発症リスク低下との関連がみられた。

ピーナッツに含まれる不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維などの栄養素は、血圧値の低下や血中の脂質異常の改善、脳卒中の発症リスク低下との関連が報告されている。そのため、ピーナッツ摂取が多い場合に、脳卒中の発症リスク低下と関連がみられたことが考えられた。

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ナッツ類は体に良いことは報告されていましたが、日本人のデータでは初めてです。

間食としてうまく取り入れたいものですね。

更年期にはぜひ漢方を

女性は平均で50歳前後で女性ホルモンの分泌低下により閉経します。

その前後5歳の45から55歳位にいろいろな症状が出現しやすくなります。

有名なものはホットフラッシュといって、カーッとのぼせる症状です。

他にも頭痛、肩こり、いらいら、不眠などなど多岐にわたります。

もちろん低下したホルモンを補充する西洋治療が良く効きますが、発がん性の問題があり、定期的なチェックは必要です。

漢方もよく用いられます。代表的なものは当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、加味逍遥散(カミショウヨウサン)、桂枝茯苓丸(桂枝茯苓丸)で、体質によって使い分けられます。

自律神経症状が目立つ場合は柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)や抑肝散(ヨクカンサン)なども良く効きます。

ぜひお試しください。

 

不眠や不安に漢方を

寝付けない状態を「入眠障害」、途中で起きてしまう状態を「途中覚醒」、朝早く起きてしまう状態を「早朝覚醒」といいます。

いろんな原因で不眠や不安を引き起こしているようですが、漢方的には”気”の乱れが原因になっているようです。

特に”気”が高ぶる、いわゆる気逆の状態になると不眠になります。

治療としては気の乱れを整える”柴胡”が含まれている漢方が用いられ、体力の有る方は柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、体力の弱い方は抑肝散(ヨクカンサン)が良く効きます。

他にもいろいろ有りますので、安定剤、睡眠薬を飲む前に一度試されたらいかかでしょうか?